【プロ入り前の経歴】
12歳の時に名古屋ユースセレクションに合格し、2007年の高校卒業後トップチームに昇格。
【プロ入り後の経歴】
1年目から主力として試合に出場。3年目には大森征夫から背番号4を受け継ぎ、DFの主軸としてチームを引っ張る活躍。
2009-10シーズンから、オランダのVVVフェンローに移籍。
2011年には、PSVアイントホーフェン戦でのジャンピングボレーがリーグ最優秀ゴールに選ばれるなど、攻撃面での活躍も見せた。
そして、2012年にプレミアリーグ(イングランド)のサウサンプトンに完全移籍。
最初のシーズンはレギュラーとして活躍していたが、2年目のシーズンは出場機会が減り練習中に怪我を負うなど不本意なシーズンを送った。
だが、3年目のシーズンは本職ではないサイドバックでの出場機会を増やし、監督からの信頼を上げる。
2016-17シーズンに、日本人選手で初となるプレミアリーグ100試合出場を達成する。
最終的に8シーズンプレミアリーグでプレーをし、2020年にセリエA(イタリア)のサウサンプトンに半年間のレンタル移籍。
活躍が認められ、3シーズン通して主力としてチームに貢献をした。
そして現在は、ブンデスリーガ(ドイツ)のシャルケ04に所属をしている。
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【日本代表としての経歴】
日本代表では、2008年に北京オリンピック代表に選出され、2009年にA代表デビュー。
2011年にAFCアジアカップのヨルダン戦で代表初得点を記録する。
2012年に、ロンドンオリンピックにオーバーエイジ枠で選出され、守備の要としてチームを引っ張ったが、メダルまで後一歩の4位と悔しい結果に終わった。
2014年に、ワールドカップブラジル大会に選出され、全試合スタメン起用された。
2017年から、長谷部誠不在時にキャプテンを任されるようになり、2018年のロシアW杯に選出され、ベスト16の成績に大きな貢献を見せる。
ワールドカップ後は、代表のキャプテンを務め、2021年には、東京オリンピックでオーバーエイジ枠として選出される。
そして、2022年のカタールワールドカップに選出され、キャプテンとして活躍が期待される。
日本代表での試合出場数は現在歴代4位の121試合を記録している。
【ストロングポイント】
1. 日本人離れの体格を生かした守備
日本選手にしては珍しい189cmと海外の選手と比較しても劣らない高さを生かした、空中戦の強さは国際試合において本当に頼りになる。
そして、軸が安定しているためぶつかっても当たり負けしない。
日本代表のネックである、高さと体格の弱さを補う存在として、長きに渡り日本代表を支えてくれている。
2. ロングフィードの質の高さ
最終ラインから、吉田のロングフィードから得点が生まれるシーンもよく見る機会が多い。
体感が安定しているからか、前線からのプレスを交わし体のバランスを崩した状態でも正確に前線にロングパスを送ることができる。
3. 絶対的ディフェンスリーダーとしての統率力
オリンピックでもオーバーエイジ枠として2度選出されていることや、代表でもキャプテンを任せられていることから、チームをまとめる統率力は高いものを誇っている。
また吉田は、英語をほぼマスターしていて、クラブにおいても最終ラインから指示を出すシーンをよく見かける。
ユース時代に特別視されない環境で英語を学びたい理由から、クラブが提携している高校でなく、国公立大学への進学者を輩出している豊田高等学校に進学したエピソードや、自分に厳しい姿勢を普段から見せているからか、吉田の言葉には説得力がありチームメイトも厚い信頼を寄せているように感じる。
日本代表のキャプテンとして、活躍が期待される。
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