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  • 原翔太朗

~サポーターと共創し、J1復帰へ~ ここが踏ん張り所!大分の子供達にJ1で戦う姿を


 第24,25節に連敗を喫するなど、ここ4戦未勝利と悔しい結果となっている大分トリニータ。


 だが、かつてJ3にまで降格をした2008年のJリーグカップ覇者は、第25節終了時点で2位と勝ち点2差の5位と自動昇格も夢ではないほどの位置に君臨している。




 下平体制1年目となる昨シーズンは、スポチュニティ株式会社の元、「All Blue project」と言うクラウドファウンディングを実施。


 新型コロナウイするの蔓延により無観客試合や、声出しを禁止しての観戦を強いられる中、サポーターとの距離が遠くなってしまったことで経営にも大打撃を受けてしまい、J1昇格に向けての飛躍に向け、経営支援を目的として定められたプロジェクトである。


 過去3回実施し、その際も目標額に達しサポーターからの支援は相当なものである中、今回も目標額の1億円を上回る1億2767万7470円と目標額を27%も上回る支援を得ることができた。


 そんなサポーターからの支援を得たものの実情は厳しく、オフシーズンは金崎夢生や下田北斗、三竿雄斗など主力メンバーの放出を防ぐことができなかった反面、大分ユース出身の茂平や昨シーズンJ3ベストイレブンを獲得した有望株の安藤智哉を獲得することに成功した。



 そして、何より面白い変化として長年チームを支えてきた松本怜が大分との選手契約を満了し、CRO(クラブ・リレーションズ・オフィサー)として、選手たちとクラブの経営陣や各部署のスタッフを繋ぐ役割に加え、スポンサーや行政、サポーターなど様々な立場の人たちとの橋渡し役も担う役職についたのであった。


 以前からセカンドキャリアを考えていた松本は、将来的にはフロントに入って貢献したいと言う気持ちがあったとのことであり、目の前のJ1復帰という目標だけでなく、スタジアムに行ったり、選手と交流した子どもたちが、将来的にはトリニータのスクールやアカデミーに入って、将来的にはトリニータを支えるトップチームの選手になってくれたらという、長期的な視点を持って様々な企画に取り組んでいる。


 例えば、湯布院の中心にある遊園地、城島高原パークにて「松本怜といっしょ」という某テレビ番組のタイトルを彷彿する企画を実施。


 ただのトークショーではなく、お宝グッズを用意した大抽選会に加え、「松本怜と一緒にアトラクションに乗れる券」をこの日限りの抽選会も行い、長年トリニータを支えたイケメンプレーヤーと接する事ができる機会を、子供が大好きな遊園地で行う事で、将来的なトリニータの人気を視野に企画を行う。



 また、"青いもの"を身につけ、「松本怜といっしょ」と入園ゲートで言うと、入園料が無料になるため、保護者も躊躇いなくお子様を連れて行けることができる。


 そして、お子様も元プロ選手と触れ合うことができることで、サッカーそしてトリニータを近い存在として認識することができ、今後何10年もトリニータのファンとしてチームを愛してくれる市民を増やすことができる。


 その他にも、「CROファミリーシート」といい、レゾナックドーム大分の一部を、小学生以下の子供を連れたサポーター向けに販売するシートを新設した。


 松本CROは、「小さなお子様がいても周りの目を気にせず観戦したい。小さなお子様がいるから他の人と距離を保って見たい」など、お客様目線に立って今回のシートを企画したのだと言う。



 お子様にとっても、小さい頃に経験した出来事や感情というのは将来的にも強く印象に残ったりする。


 それは思い出も同じであり、小さい頃に家族に連れてってもらった場所というのはお子様の人生にとってとても大きなものとして何十年も生きていくものである。


 だからこそ、トリニータ観戦が嫌な出来事としてではなく、楽しい思い出としてインプットしてもらうことが、将来的な投資にも繋がり、松本CROの希望である将来的なトリニータのトップ選手になる未来のスターの輩出にも直結してくるゴールに沿った合理的且つ素敵な企画である。


 そのような変化はピッチ上にも成績として現れており、勝負所での体を張った守備と、わずかな隙を掴んでゴールを決め込むことで、第25節終了時点で昇格プレーオフ枠にいながらも得失点差が-1という結果でありながら、負けないことで2連敗するまでは2位に位置していたほどである。


 ベテランで背番号10を背負う野村直樹の安定感あるプレーはチームを支え、第25節終了時点でリーグ5位の5アシストとさすがと言わんばかりの成績を残し、中川寛人は昨シーズンを超える4ゴール2アシストと多くのゴールに絡む活躍に加え、ピッチ上を攻守にわたって人一倍駆けていく姿は、チーム内での存在感をますます高めていき、上々に欠かせない存在へと成長していっている。


 また、藤本一耀のボールを持ったら何かしてくれるのではないかという期待感は確実に相手チームに脅威をもたらし、チームトップの5ゴールに2アシストとほとんど多くのチャンスは藤本から生まれているのではと思うほどの印象の強さである。


 だが、2連敗を含む4戦勝ちなしという現状は、決定力に加え、第25節の清水エスパルス戦で露呈されたボールを奪われてからの戻りの遅さは改善してほしいところであり、人数不足から、ボールマンに対してのプレッシャーと並行して、前線にいる相手選手への警戒をしなければいけないというボールマンに対して隙を見せてしまうディフェンスを強いれてしまう。


 そんな中で生まれたスーパーゴールにより逆転を許し、チームは連敗を喫してしまう。


 怠慢な姿勢が見られた戦い方だからこそ、サポーターは怒ってしまうのである。



 今シーズンの大分は結果を残しているからこそ期待をされており、シーズン通して7500-9000近くのサポーターが集まっており、昨シーズンの序盤は3000人前後の観客動員数にて、6000人入ると多く入った部類に該当するチームとは今シーズンは違う。


 広報に力を入れたことで、今シーズンのトリニータは間違いなく期待されているからこそ、サポーターと共にJ1昇格に向けてもう一踏ん張り頑張る姿を見せてほしい。



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