【プロ入り前の経歴】
小学1年の時に、鴨居SCでサッカーを始め、横須賀シーガルズジュニアユース、逗葉高校を経て、2011年に神奈川大学に進学。
大学3年時に、関東大学2部リーグではあるが、20試合で17得点を記録し得点王を受賞するなど、2シーズンで42試合27得点18アシストと脅威的な結果を残し、2015年からヴァンフォーレ甲府とプロ契約。
【プロ入り後の経歴】
初年度から主力として出場し、38試合の出場を果たした。
2016年から柏レイソルへ完全移籍が決まり、右サイドバックとして出場する経験を積んだ。
2017年には、リーグ戦全試合出場を果たしJリーグ優秀選手賞を受賞する。
2018年も全試合出場を果たし、2019年2月にベルギーのKRCゲンクにレンタル移籍が決まった。
初年度からチームのリーグ優勝に貢献する活躍を見せ、2019年にレッドブル・ザルツブルク戦にてUEFAチャンピオンズリーグ初出場を果たす。
2020-21シーズンは、12得点14アシストと二桁得点二桁アシストを記録し、チームのゴールに大きく関わってきた。
その1つとして、4月のベルギーカップ決勝戦では決勝点を決める活躍を見せ、チームを8シーズンぶりの優勝を飾る活躍を見せた。
2021-22シーズンは、公式戦49試合8得点21アシストという活躍を見せ、リーグ戦では16アシストの活躍からアシスト王に輝く。
さらに、伊東の連続ワンツー弾が年間最優秀ゴール賞を受賞し、個人2冠王という活躍を見せた。
2022年7月から、リーグ・アン(フランス)のスタッド・ランスに完全移籍が決まり、12試合4得点と順応力を見せ主力としてチームを牽引している。
【日本代表としての経歴】
代表では、EAFF E-1フットボールチャンピオンシップ2017にて初選出され、北朝鮮戦で初出場。
2018年キリンチャレンジカップのコスタリカ戦で初ゴールを決め、パナマ戦で2試合連続ゴールを決める。
2021年W杯アジア最終予選のベトナム戦で決勝ゴールを決めてから、サウジアラビア戦まで4試合連続ゴールを決めるなど、4ゴール2アシスト1PK獲得という多くの得点に関与する活躍を見せ、ワールドカップ出場に大きく貢献した。
【ストロングポイント】
1.持ち味のスピードを活かしたドリブル
ボールを持つと、持ち味のスピードを活かし相手ディフェンダーを置き去りにしてどんどんゴールに持ち込んでいくことができる。
思わずディフェンダーも服を掴んだりして無理やり止めようとするが、海外に移籍後は、より安定した姿勢でボールを持ち運ぶことができているからか、相手を振り切り前に運んでいくことができている。
2.得点力の向上
今も上がり続けている得点力が、更に上がっている印象を受ける。
その要因として、オフ・ザ・ボール時の動きがより積極的になっているからだと感じる。
今までは、ドリブルからのカットインからのシュートやクロスが目立っていたが、現在はボールを持っていない時、味方パスに合わせて中でボールを受けようとする姿勢が目立つ。
その要因からか、ベルギーでも2桁得点を記録したり、代表戦ではカットインからの得点が目立つものの、結果として得点に関与するシーンが非常に多くなっている。
今後も海外でレベルアップを果たし、ワールドカップではエースストライカーとしての活躍を期待したい。
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