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原翔太朗

松岡大起 ブラジル2部グレミオ・ノボリゾンチーノへレンタル移籍


 今月19日、清水エスパルスMF松岡大起が、ブラジル2部に該当するセリエB・グレミオ・ノボリゾンチーノへのレンタル移籍が発表された。

 移籍期間は、2023年3月22日から11月30日までの約8ヶ月間である。

 松岡は、サガン鳥栖のアカデミー出身であり、高校2年の頃から2種登録をされ、卒業前の3年生でクラブ史上初となるトップ昇格を果たした逸材。

 トップチーム昇格を果たす前からチームでスタメンの座を掴んだ活躍から、2019年5月には、飛び級でU-22の代表に選ばれた。

 2021年8月に清水エルパルスへ完全移籍を果たしたが、チームがJ2に降格をしたことから、オフにはレベルアップのためヨーロッパへの海外移籍を目指したがオファーが来ず断念し、2023年シーズンも残留し開幕当初からリーグ戦に出場をしていた。

 だが、チームの戦力として考えられていなかった状態から出場していたため、チームのシステムに合っていない様子が見られる中、この度に海外移籍が発表された。

 ボランチとしてのボール奪取能力と、状況判断能力には定評があり、まだ21歳にも関わらずチームの心臓部として落ち着きをもたらしてくれる存在。

 松岡も将来的にはプレミアリーグで長く活躍できる選手になりたいという目標を公言しており、「個の力が強い選手がどの環境でも活躍できる」と公言していることから、抜群の身体能力を生かした個の強さが高いブラジルへの挑戦を決めたのであろうと考えられる。

 松岡が移籍するグレミオ・ノボリゾンチーノは、元柏レイソル監督のネイマール氏のレオナルド・ロドリゲス・コンデ氏が監督を務めている。

 グレミオ・ノボリゾンチーノは、ボランチの高齢化が進んでおり、守れる選手で最年少がLepoの26歳とパリ世代が1人もいない。

 ポジション別の年齢層からして松岡のように若い選手が必要であり、日本が誇る期待の有望株の長期的な海外での活躍に期待したい。


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