アーセナル/冨安健洋・DF
試合結果 | 出場状況 | 得点 | アシスト |
12/31(日)23:00-クレーブン・コテージ フラム 2-1 アーセナル | 後半0分IN | 0 | 0 |
プレミアリーグ優勝チーム予想
0%マンチェスター・C
0%アーセナル
0%ニューカッスル
0%マンチェスター・U
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■ケガからの復帰戦となった冨安、後半始めからの出場で及第点の評価
第14節のウォルヴァー・ハンプトン戦で左ふくらはぎを負傷して第19節まで離脱していた冨安が、約1ヶ月ぶりのベンチ入りを果たした。プレミアリーグとチャンピオンズリーグ、カップ戦と過密日程が続き、又、DFラインならどこでも守れる複数ポジション出場からくる筋肉負荷も影響しているのではないのか。1月12日からは日本代表としてアジアカップにも招集されているだけに無理せず、細心の注意を払って欲しいところだ。
この試合ではジンチェンコがふくらはぎに軽度な問題を抱えているとのことでメンバー外となった。代わりに先発出場したのはキヴィオルだが、これといったインパクトは残せなかった。攻撃時は偽SBとして中盤に位置どりするもボールには絡めず、守備時には失点に絡むようなミスはないもののスピードで振り切られる場面もあった。そのキヴィオルに代わって、後半開始から左SBとして出場した冨安。最初はボールが落ち着かない様子だったが、徐々に試合に集中していく。しかし、後半14分に相手CKで混戦からボールが体に当たり、こぼれ球を蹴り込まれて不運な形で失点に絡んだ。後半22分からは攻めあぐむアーセナルが選手交代でシステムを3バックに変更したことで、3バックの右でプレーした。試合は1点リードされたアーセナルが攻める展開が続くが、フラムがチーム一丸となりアーセナルの攻撃を凌ぎ1対2でフラムの逆転勝ち。アーセナルは2連敗となり順位を4位まで落としている。今のアーセナルはボールの取りどころが良くない。負けが続くとどうしても前線の選手がフォーカスされてしまうが、そもそもの攻撃の起点が後ろ気味になっている為フィニッシュが難しいシュチュエーションになっているケースが多い。今こそ、攻撃に繋げる守備を再確認する必要がある。
この日も左SBでフル出場したフラムのアメリカ代表のロビンソンが攻守に躍動しており、首位を走るリヴァプールが獲得を検討しているようだ。リヴァプールはロバートソンとツミカスが怪我で離脱しており、左SBの人員不足に陥っている。ロビンソン自身もリヴァプール移籍へ前向きとのことである。筆者も以前からロビンソンには注目しており、プレースタイルもリヴァプールにフィットしそうだ。
■冨安の試合後のコメント
「一発回答が求められる中で勝ち点3を取れなかったので、満足いくものではない」「間に合ったという点に関しては良かった」「初戦まで2週間あり、しっかり(コンディションを)あげていけるだけの期間はある」
■海外寸評
Football londonー6点
「出場後、左サイドでフラムの脅威を阻止。(ベン・ホワイトがベンチに下がった67 分以降は)右サイドにポジションを移して多彩なプレーを見せた」
Evening Standardー6点
「ハーフタイム明けから出場し、まずまずの働きをみせた。アジアカップのために離脱するのは惜しい」
■次節
冨安はアジアカップに招集されている為にチームを離脱する。1月7日にはFAカップ3回戦でリヴァプールと対戦する。遠藤もアジアカップに招集されている為、日本人対決は実現しないが大一番である。
冨安健洋ダイジェスト動画
リバプール/遠藤航・MF
試合結果 | 出場状況 | 得点 | アシスト |
1/1(月)29:00-アンフィールド リヴァプール 4-2 ニューカッスル | スタメン 後半30分OUT | 0 | 0 |
■公式戦8試合連続のスタメンの遠藤は圧巻のプレーの連続で勝利に貢献!
前節のバーンリー戦に続いてスタメン出場を果たした遠藤は、今節もアンカーで先発出場を果たした。中盤はソボスライ、カーティス・ジョーンズ、遠藤の3人で構成。15節のシェフィールド・U戦で負傷したエースのマクアリスターがベンチ入りを果たしている。
遠藤がプレミアリーグで初めてスタメン出場を果たしたのが8月27日の第3節アウェイでのニューカッスル戦である。その時は初スタメンということもあったのか、最初の数分間で何度か簡単に抜かれた。しかも、前半28分の早い時間にキャプテンのCBファン・ダイクが退場となり数的不利な状況で守備に追われる時間も多く、全くと言っていいほど見せ場なく後半13分にエリオットと交代している。その時とは比べものにならないほど、今日の遠藤はフィールドの中心に君臨していた。相手の攻撃の起点をことごとく潰し、そこからリヴァプールの攻撃が始まっていた。縦横無尽にピッチを走り回り、スタミナが後半までもつのか思ってしまうほどボールの近くにはいつも遠藤がいた。後半21分にケガ明けのマクアリスターと交代するまで遠藤のボール奪取は続いた。リヴァプールのシュート本数33本は遠藤が中盤でことごとくボールを奪い取ったからの数字である。間違いなくこの試合のMVPは遠藤である。試合は4対2でリヴァプールが勝ち、首位をキープしている。
■遠藤スタッツ
パス成功率:61/67(91%)、キーパス:3回、ロングパス:3/6、インターセプト:2回
タックル:1回
■海外寸評
GOALー7点
「中盤でよく戦い、リヴァプールが相手にプレッシャーをかけ続けられるよう、定期的にボールを奪い返した」
Livepool Echoー7点
「前半はニューカッスルがほとんど攻めなかった中、リヴァプールのハイプレスを助けた。中断後も同じ調子でプレーし、重要なチャレンジに勝利した」
THIS IS ANFIELDー9点
「中盤のどこにでもいて、こぼれ球を拾い、タックルを繰り出した。すべての球際で ニューカッスルの選手たちを打ち負かし、リヴァプールのビルドアップではパスを成功させた。ゴールにならなかったものの、常に何かを起こしそうなシュートを数本放った。彼 が交代した後、守備面で不在の影響が出たが、アジアカップの期間も彼の欠場を感じるこ とになるだろう」
■次節
遠藤はアジアカップに参加するためにチームを離れる。1月7日にFAカップ3回戦でアーセナルと対戦する。サラーがアフリカネイションズカップで離脱するが、マクアリスターが復帰している。好調リヴァプールの中心にいたサラーと遠藤が不在となるリヴァプールがプレミア2連敗と調子の上がらないアーセナルに対してどう戦うか楽しみである。
遠藤航ダイジェスト動画
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