アーセナル/冨安健洋・DF
試合結果 | 出場状況 | 得点 | アシスト |
12月2日(土)26:30 - エミレーツ・スタジアム アーセナル 2 - 1 ウルヴァーハンプトン | スタメン 出場 79分OUT | 0 | 1 |
プレミアリーグ優勝チーム予想
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■アシストを記録するなど攻撃面で存在感を見せつけるも、79分ピッチに座り込み途中交代。
直近のチャンピオンズリーグでは守備だけではなく2アシストを記録して攻撃面でも貢献した冨安は、公式戦6試合連続で先発出場を果たした。
この試合も右SBでスタートした冨安は前半から堅実な守備を披露しながら、積極的に攻撃にも参加する。前節までは守備面での評価が高い一方、攻撃面での評価がいまひとつだった冨安。その評価を覆す様に今日の冨安は積極的に攻撃参加し、早速前半6分にサカのゴールをアシストする。その後も守備と攻撃をバランス良くこなしながらゲームを進めるが、79分にアクシデント。冨安は左ふくらはぎを触りながらピッチに座り込んでしまった。冨安はそのままホワイトとの負傷交代を余儀なくされてしまった。試合はその後の86分にクーニャが左足の鋭いシュートを決めて、ウルブスが1点差に詰め寄るがゲームはそのまま2対1でアーセナルが勝利した。
■アルテタの試合後コメント
「まず彼が守備面で提供するものは、非常に信頼できるものだ。攻撃面では彼が開発して改善できる点がある。タイミング、ポジションニング、オン・ザ・ボールの持ち上がりなどで、周りの選手のためにスペースを作ることができる」と。また指揮官は「彼は学び、それを実行することにとても意欲的だ。ここでまた、彼は別のレベルに到達し、さらにまだ自分の中にもう一段階のレベル持っている選手」と、さらなる成長の余地を残していると語った。冨安の怪我については「詳細はまだ分からない。彼はなにかを感じた。それが披露だったのかは分からない。我々はいかなるリスクも負いたくなかったから、すぐに交代を決めた。状態は今後評価される」と言葉を濁した。
■海外メディア寸評
フットボール・ロンドンー8点
試合を通して攻撃面で素晴らしい活躍を見せた日本代表は、またしてもアシストを記録した。攻撃が必ずしも彼の強みだとはおもわれていないことを考えると、悪くはないだろう」
イブニング・スタンダードー7点
先制点をアシストするなど、序盤から素晴らしい活躍を見せた。いつものように守備は堅かった。負傷交代となったことは心配だ」
▪️次節
12月は過密日程が続き、ミッドウィークの5日にはアウェイでのルートンタウン戦、9日には同じくアウェイでのアストン・ヴィラ戦と続く。怪我の冨安の出場は微妙か。来年1月には日本代表でのアジア杯も控えているだけに無理はしないで欲しい。
冨安健洋ダイジェスト動画
ブライトン/三笘薫・MF
試合結果 | 出場状況 | 得点 | アシスト |
12月3日(日)23:00 - スタンフォード・ブリッジ チェルシー 3 - 2 ブライトン | 後半12分IN | 0 | 0 |
■怪我明けの三笘は後半途中から出場。退場者を出し10人となった相手に、三笘含む4枚替えで反撃開始も・・・
11月15日に太もも裏の負傷により日本代表活動から離脱し、11月25日のシェフィールド戦を欠場。同30日のAEKアテネ戦で先発復帰を果たしたが、精彩を欠いて後半24分に交代していた三笘はベンチスタート。
相手が退場者を出し10人になった後半12分(1対2と相手にリードされた状況)、一気に4枚替えのタイミングで三笘の出場となった。三笘が入るとスタジアムの雰囲気が変わり、ブライトンファンの期待が高まるのがはっきりと感じ取れた。最初はぎこちない三笘らしくないドリブルからの入りだったが、徐々にエンジンがかかりだし得意の切り返しで相手DFを翻弄する。ヘディングシュートも2本放ち、ドリブル突破からあわやPK奪取かと思わせるシーンもあった。三笘が入った時間帯のチェルシーは10人だったが、それでも三笘には2枚マークさせる徹底ぶり。試合は4枚替え直後に代わったミルナーがPKを与え失点。アディショナルタイムに1点返したが、そのまま力尽きて4敗目を喫した。
■三笘の試合後コメント
敗戦に「防げた失点だった。この数的を生かせないチームの実力だと思う。ちょっと前向きに行き過ぎた。リスク管理をおろそかにした」「1対1のところは行くようにしたが、1対2で判断が悪くなったところもあった。仕掛けて深くまで行き、質の高いクロスを上げれば終わりだが、できていないのはふがいない。実力を出せなかった」と。コンディションに関しては「全く問題ない。全然できると思う」「それをピッチで出し切れてないのは、そういうふうに(大丈夫かと)思われても仕方ないのは悔しいところ」と漏らした。アジア杯を控える中で「うまく波をつくってやっていくしかない」と先を見据えた。
■海外メディア寸評
Sussex Worldー5点
「先週のパレス戦に続き、フラン戦でも少しペースを落としているように見えた。以前は 高い基準を設けていたのに、今はちょっとした小休止を経験しているようだ。タッチが悪い」
Sussex Expressー6点
「途中投入されると何度か切れ込んだが、怪我をする前のキレはない。とはいえ、この日本代表は終盤には脅威となった」
■次節
ミッドウィークの6日にホームでブレントフォード戦、9日に同じくホームでバーンリー戦と過密日程が続く。
三笘薫ダイジェスト動画
リバプール/遠藤航・MF
試合結果 | 出場状況 | 得点 | アシスト |
12月3日(日)23:00 - アンフィールド リヴァプール 4 - 3 フラム | 後半38分IN | 1 | 0 |
■後半38分からの出場でチームを救う起死回生の同点ゴール、その勢いのまま・・・
直近のヨーロッパリーグのLASK戦で先発フル出場を果たし、上々の評価を得て徐々にチームにフィットしてきている遠藤はベンチスタート。
後半38分に2対3の1点ビハインドの状況でグラフェンベルフに代わって出場を果たすと、出場から5分後に遠藤がチームを救う。ロングボールをヌニェスが頭で落とし、受けたサラーがキープして戻したパスをペナルティーエリア手前中央の遠藤がダイレクトで右足を振り抜く。狙い澄まされたシュートがゴール右上のここしかないコースに吸い込まれ、遠藤のプレミアリーグ初ゴールでリヴァプールが同点に追いつく。アンフィールドの雰囲気が最高潮に達した直後の後半43分にはアーノルドが逆転弾を叩き込み、リヴァプールが計7ゴールの生まれたシーソーゲームを制した。遠藤は短い時間の出場で強烈なインパクトを与えた。
■マクアリスターの試合後コメント
ゴールにより、そして適切なバランスを保つための彼のチームへの貢献により、エンドウは間違いなく試合を変えたと思う。おそらくクロップが僕を下げたとき、チームはとてもオフェンシブだったし、僕たちにはエンドウのような選手が必要だった。彼が活躍できてとても良かった。彼は本当にナイスガイだし、当然の結果だ。
■海外メディア寸評
LIVERPOOL ECHO
「ブンデスリーガでは非常に高い評価を得ていた遠藤だが、プレミアリーグの荒波にもまれて、納得のいくプレーはまだできていない」と前節までの遠藤を評価しながら、フラン戦での活躍を受けて論調を一変させている。「ゴールだけでなく切れ味鋭いタックルなど、チームを救うために必要なものをピッチに注入した。遠藤にとっては、低迷していたアンフィードでのキャリアから脱却する上で必要なきっかけを手にしたはずだ。リヴァプールの過密スケジュールと負傷者リストに名を連ねる選手数を多さを考えると、今後数 週間はすべての選手がフル稼働しなければならない。遠藤にとってはこの試合が、本当の意味でのスタートになるかもしれない。
■次節
ミッドウィークの6日にアウェイでのシェフィールド・U戦。9日には同じくアウェイでのクリスタル・パレス戦と連戦が続くだけに、遠藤のスタメン出場に期待したい。
遠藤航ダイジェスト動画
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