2022 FIFAワールドカップのグループAは、2022年11月20日からのカタール対エクアドルを皮切りに全6試合が開催される。今回は、現地時間の11月20日19:00キックオフのカタール対エクアドルのスターティングメンバーやフォーメーション、試合展開を独自予想する。
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両国にとっては、なにがなんでも落とせない一戦となる。後々の対戦相手も考慮すると、決勝トーナメント進出の可能性をできるだけ残すためには、両チームともに勝利が絶対条件となることは間違いない。では、それぞれの先発、フォーメーション予想をのせる。
カタール代表は、9月のチリとの親善試合のスターティングメンバー、フォーメーションをほぼそのまま採用することが見込まれる。GKはメシャール・バルシャム(アル・サッド)、DFラインは5バックを採用し、左からホマム・アフメド(アル・ガラファ)、アブドゥルカリーム・ハサン(アル・サッド)、ブアレム・フヒ(同上)、バッサム・アル・ラウィ(アル・ドゥハイル)、イスマイール・モハンマド(同上)、2列目は左からハッサン・アル・ハイドス(アル・サッド)、カリム・ブディアフ(アル・ドゥハイル)、アブドゥルアジズ・ハテム(アル・ラーヤン)、最前列はアクラム・アフィフ(アル・サッド)、アルモエズ・アリ(アル・ドゥハイル)の2トップ、つまり5-3-2のフォーメーションになると見込まれる。ただ、フィジカル面や高さで優れるエクアドルに対抗すべく、右SBに9月のカナダとの親善試合で先発した、高さのあるロー・ロー(アル・サッド)を起用することも考えられるだろう。
続いて、エクアドル代表の予想スターティングメンバー、フォーメーションである。9月の日本戦では4-2-3-1というフォーメーションを採用していたが、今年に入ってからのワールドカップ南米予選や9月のサウジアラビア戦をはじめ多くの親善試合では4-3-3を採用しており、カタール戦の予想もこのフォーメーションの形で見てみる。スターティングメンバー予想として、GKはアレクサンデル・ドミンゲス(デポルテス・トリマ)、DFラインは左から、ペルビス・エストゥピニャン(ブライトン)、ピエロ・インカピエ(レヴァークーゼン)、ジャクソン・ポロソ(トロワ)、アンジェロ・プレシアード(ヘンク)、2列目は左から、モイセス・カイセド(ブライトン)、カルロス・グルエソ(アウクスブルク)、アラン・フランコ(タジェレス)、最前列は左から、ロマリオ・イバーラ(パチューカ)、エネル・バレンシア(フェネルバフチェ)、ゴンサロ・プラタ(バジャドリー)になると見込まれる。
つぎに肝心の予想であるが、エクアドル代表は対カタール対策として臨んだサウジアラビア戦で0-0の引き分けに終わったものの、ポゼッション60%、最後のフィニッシュの精度を欠いたもののシュート数、枠内シュート数ともに相手の2倍以上と圧倒した。一方、カタール代表は対エクアドル対策として挑んだチリ戦で2-2の引き分けに終わった。しかし、ポゼッションは33%、枠内シュート数は3本(チリは5本)とチリに圧倒された格好となった。ただ、枠内シュート数は3本でありながら2-2の引き分けに持ち込み、最後のフィニッシュの精度の高さは示した格好となった。試合展開としてはエクアドル代表がボールを持ち、カタール代表はカウンターを狙う形となると予想する。9月の親善試合の内容や選手層の厚さを見ても、エクアドル代表が優勢であるとみる。しかし、エクアドル代表は9月の親善試合2試合において、最後のフィニッシュの精度において不安を露呈する格好となった。となると、地元の大声援や気候の後押しを受け、アルモエズ・アリを筆頭に決定力抜群のFW陣を擁するカタール代表が勝っても不思議ではないだろう。さらに、カタール代表は、10月16日を最後にカタール・スターズ・カップという国内カップ戦を中断し、ワールドカップ本番に向けて他国より明らかに長い1か月の最終調整に入る。この1か月の間に親善試合3試合や練習を通じて連携面を深められるため、表面上はエクアドル優勢ではあるが、格上撃破があっても不思議ではない。そして、カタール代表には、「開催国はグループステージ初戦では負けない」というワールドカップ創設からつづくジンクスを守れるかにも注目が集まる。グループAの「裏一大決戦」ともいえるワールドカップ開幕戦は現地時間の19:00、日本時間の深夜1:00にキックオフの笛が吹かれる。
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